カネアナ・ケイブ上部

オアフ島カネアナケイブ・男性性と女性性の洞窟

Kaneana Cave (Makua Cave)

〒86-260 Farrington Hwy, Waianae, HI 96792 USA
     GQ9C+WX ワイアナエ, アメリカ合衆国 ハワイ州
ホノルルエリアから車で約60分

86-260 Farrington Hwy, Waianae, HI 96792 アメリカ合衆国

 ホノルル中心部から空港方面に走り、アウラニ・ディスニーリゾート付近を北上していく。中心部と比べてあまり治安のよくないエリアだということもあり、駐車する際には車の外から見えるところに荷物を置かないようアドバイスを受けた。それほど人の多くないエリアなので私たちが訪れたときはほかのグループなどはいなかった。

 ファーリントン・ハイウェイ(93号線)沿いにはカネアナ・ケイブの目印があるが、注意していないと見落としてしまいそうなよく見かけるタイプの装飾看板なので近くまで来たら左右を気にしておいたほうがいいかもしれない。ケイブの入り口も景色に溶け込んでいて、ひっそりとしている。

カネアナ・ケイブ入口
カネアナ・ケイブ入口

 カネアナという名前はハワイの創造主Kaneからとられている。15万年前からあったとされるこの洞窟は、人間が創造された子宮だと信じられていた。伝説ではサメの女神であるペレ夫人とサメに変身することができた”サメ男”ナナウエが住んでいたとされ、洞窟の奥にある泥だらけの壁は、ナナウエが夕食となる犠牲者を飼う場所だったと言われる。
 奥行きはさほどない洞窟だが、何層かのレイヤーに登ることができる。奥の方には神に供物を捧げた場所などがあり、古代のハワイアンたちが生活していた様子を伺うことが出来る場所だ。

カネアナ・ケイブ遠景
カネアナ・ケイブ奥
カネアナ・ケイブ奥

 実はカネアナ・ケイブはこの大きなラバ・チューブひとつではなく、道路を北に進んだところに小さな看板がある場所から上にあるもう一つの洞窟に行くことができる。背の高い草に囲まれた細い山道を登っていくと、岩肌に鎖がかかっているのが見えて、その鎖の先に洞窟があることがわかる。

カネアナ・ケイブ上部
カネアナ・ケイブ下部

 海が少しずつ溶岩を削ったことで出来た女性性の下部洞窟と危険な崖を上って辿りつくことができる男性性の上部洞窟。この二つがあってこそ、この洞窟は人類創造の地だと信じられてきたのだろう。静謐で深いエネルギーの下部洞窟、気持ちを奮い立たせてくれるある種の荒々しさを持った上部洞窟。カネアナ・ケイブは、人間はまさにこのバランスでできていると思わせてくれる場所だ。