磐境神明神社・中央の社

徳島県美馬市・磐境神明神社 古代ユダヤの痕跡 

磐境神明神社

〒777-0006 徳島県美馬市穴吹町口山宮内138
      JR四国 徳島線・穴吹駅から車で約15分

ご祭神

国常立神(くにのとこたちのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
天照大神(あまてらすおおかみ)
栲幡千千姫命(たくはたちぢひめ)
瓊々杵尊(ににぎのみこと)

 古代イスラエルの祭祀場と同じ形式だということで知られる磐境神明神社。徳島駅からは徳島自動車道を使って国道193号線に入るルートで1時間ほど、高松空港からは国道193号線をひたすら南下して約1時間の場所にある。

 古代ユダヤに関連づけられる場所としては、剣山から約1時間半、祖谷エリアからは2時間ほどだが、運転に慣れていないのであれば遠回りでも徳島自動車道を使うルートがおすすめだ。

 磐境神明神社の磐境は、イスラエル駐日大使だったエリ・コーヘン氏が古代ユダヤの祭祀場と同じだと認めたものだ。コーヘン氏は2018年秋の叙勲で旭日重光章を受けている。

 今でも日本を指して「ヤマト」という言い方をすることがあるが、ヘブライ語で「ヤー・ウマット」は「神の民」という意味になる。祖谷周辺に見られる山の斜面に作られた集落では、平地の欠けを補うために作られた棚状の場所をヤマトと言う。そして古代イスラエルでは紀元前2千年頃から丘や山に集落ができはじめ、ローマ帝国とのユダヤ戦争の時期にはマサダのような「山の上に平面を作って人が住めるようにした場所」が存在していた。剣山の頂上付近には平家ノ馬場と呼ばれる平面が広がっているなど、共通点が多い。ちなみに剣山の麓には集落内の高低差が400メートルという落合集落があり、この東祖谷地区には「栗枝渡神社(くりしどじんじゃ)」という何とも意味深な名前の神社がある(安徳天皇を祀っている)。

磐境神明神社・石段下
磐境神明神社・石段下
磐境神明神社・上から石段を見る

 五社三門と言われるこの磐境は、三つの入口と五つの社から成る。それぞれの入口の上部は一枚岩が渡されているので、磐境の周囲は途切れなく岩で囲まれていることになる。中に入ると中央に大きめの社、その左右に小さな社が二つずつ配置されている。中央の社にだけ、四つの幣がかけられた注連縄がある。この囲いの中は神聖な場所、神に祈りを捧げる場所だとされる。実際に行くと急な石段もこの磐境周辺もどれだけ大切に手入れされているかがわかるはずなので、敬意を払ってほしい…時々見かけるのだが、中を覗き込むような写真を撮るために地元の方たちが大切に守っている磐境の上に上るようなことはしないでほしいと思う。

磐境神明神社説明板
磐境神明神社・磐境全体
磐境神明神社・磐境
磐境神明神社・5つの社

 個人的な見解としては、三つの門は三次元の入口を表しているのだと考えている。私たちは三次元の門をくぐり、肉体に入ることでこの世界にやってくる。そして時間軸を加えた四次元の世界を探求する。それを表すのが四つの小さな社であり、中央の注連縄にかけられた四枚の幣だ。そこを探求し続けることで五次元という一…中央の社に帰ることができる。この磐境は「外側の神、祀られた形で在る神」を降ろす場所ではなく、自分の内側にある神性に繋がりたいという祈りを捧げる祭祀場なのだと思う。私たちは三次元に入り、四次元を探求することで五次元にある一なる自分に戻る存在だ。この磐境は神聖な場所とそれ以外の境界線というだけでなく、私たちが生活する三次元の場所=地球とそれ以外を表しているのではないだろうか。

磐境神明神社・中央の社
磐境神明神社・中央の社