花園神社

東京都新宿区・花園神社 都会に舞う神々の社

花園神社

〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目17−3
JR・小田急線・京王線 新宿駅東口から徒歩7分
西武新宿駅から徒歩8分
丸の内線・副都心線・都営新宿線 新宿三丁目駅E2出口すぐ

ご祭神

倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
受持神(ウケモチノカミ)

境内社に
木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)
威徳稲荷大明神(イトクイナリダイミョウジン)
納大明神(オサメダイミョウジン)
弁才天(ベンザイテン)

日本、〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目17−3

 激しく人が行き交う新宿の街によく映える鮮やかな朱色の社。江戸時代以前から新宿に鎮座していた花園神社は、かつては尾張藩の屋敷の庭の一部で、美しい花々が咲き乱れていたのだという。花園ではなくなった現在でも、無機質なビルと毒々しい色彩の町並みの中でほっとできるオアシスのような場所だ。

 木花之佐久夜毘売が祀られた芸能浅間神社は芸能関係者が今でも多く訪れるが、藤圭子の歌碑が立っていることでも知られる。

 花園神社の酉の市は大鷲神社、大國魂神社と並んで関東三大酉の市として知られる。商売繁盛を願う縁起熊手を持った人たちはよくニュースなどで放映されるが、花園神社の酉の市では何と言っても見世物小屋が最大の特徴ではないかと思う。私が子供の頃は蛇女やポンプ男が出ていた記憶があるが、見てはいけないものを見たような背徳感と神社という組み合わせが不思議だった。今になって思えば、お祭りは神に祈るだけでなく人々が年に数回だけ楽しむものだった時代があったのだろう。

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