香川県高松市・国分八幡宮 磐座

香川県高松市・白蛇が降りる磐座 国分八幡宮

国分八幡宮

〒769-0102 香川県高松市国分寺町国分2501
      高松西IC・坂出及び坂出北ICから車で約20分
      JR予讃線国分駅から徒歩約30分

ご祭神

神日本磐余彦火々出見尊(カムヤマトイワレヒコホホデミノミコト) ・・・神武天皇
足仲彦尊(タラシナカツヒコノミコト) ・・・仲哀天皇
息長足姫尊(オキナガタラシヒメノミコト) ・・・神宮皇后(仲哀天皇の皇后)
譽田別尊(ホムダワケノミコト) ・・・應神天皇
白蛇大神(ハクジャノオオカミ) ・・・本殿裏の磐座に生息していた白蛇の御霊

日本、〒769-0102 香川県高松市国分寺町国分2501

 国分八幡宮のサイトに親切な地図が掲載されているので、行くときにはチェックしておくとわかりやすい。

 その地図にもあるように国道33号線からマルヨシセンター本部のある角を入ると両面通行が難しい狭い道になるが、それほど交通量もないので平時であれば問題ないだろう。

香川県高松市・国分八幡宮正面

 縄文遺跡のあった香川県高松市の国分台の下に位置する国分八幡宮。磐座としてはあまり有名ではないが、神社の裏手にある磐座群は古代から白蛇の生息地とされ、白蛇にまつわる江戸時代からの伝承を今も引き継いで神事を行っている。毎年正月には祈祷をした人に白蛇串守を授与しているとのこと。

 神社としては神武をはじめとする三人の天皇と一人の皇后を祭神として祀っており、必勝祈願に訪れる人も多い。

 神社本殿の近くには縁結びを願う”結びの岩”や大きなさざれ石、元の場所に祀ることができなくなった石祠や塚石に対して祭祀を行っている”縁切塚”がある。これらの石は古代から信仰されていたものではなく、比較的新しい時代になってから人々が今の形での祈りを込めたものだろう。

国分八幡宮 縁結石
国分八幡宮 さざれ石
国分八幡宮 縁切塚

 奥に進んでいくと、神域となっている磐座が広がったスペースに出る。今でも数年ごとに白蛇の姿が目撃されるという磐座群は、特徴のある形のそれぞれの岩や八岐のウバメガシと呼ばれる木などがあり、場所や方向によって異なった雰囲気の写真が撮影できる。私たちが訪れた日は台風が近くまで来ていたが、幸い小雨になった時間帯だったので磐座の形もはっきり撮影することができた。

国分八幡宮 磐座
国分八幡宮 磐座・神の室屋
国分八幡宮 磐座 手前側
国分八幡宮 磐座
国分八幡宮 磐座 方位岩

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